ケアについて、メイクの必要性は理解していますが、肌本来の関係性、すなわち何億年もかけて築かれてきた汗腺、皮脂腺、毛髪、常在細菌との調和を大切にしたいと考えています。
そのため、パーマやカラー、化粧品の使用による負担を可能な限り軽減しています。私たちは、生体や生態に優しい原材料を厳選し、ケラチンや細胞間脂質への影響を慎重に考慮しています。
このアプローチにより、自然な美しさを保ちながら、肌や髪の健康を守ることを目指しています。
皮膚や毛髪は、自己と非自己の境界を形成しています。この境界には、生細胞と死細胞、水と油、そして常在細菌が秩序を保っています。これは、自分自身の世界であると同時に、他の生物たちの世界でもあります。細胞の数で言えば、体内、表面で暮らす細菌の数の方が遥かに多いと言われています。私たちは、共生関係の中でお互いにうまくやっているようです。
この調和を大切にし、私たちの製品は肌や髪の健康を守るために、自然のバランスを尊重したいと思います。
メイクをすると、肌に負担がかかります。そのため、メイクを落とすことが大切ですが、その際に肌に必要な皮脂や汗の成分も取り除かれてしまいます。メイクをする前にはプロテクションを施し、メイクの負担を最小限に抑えることが重要です。そして、メイクを落とす際はできるだけ優しく行い、皮脂と汗の代わりになるものを適切に補います。
メイク落としで脱脂された肌をそのまま放置することも、過剰に何かを補うことも、肌にとっては好ましくありません。できるだけ本来の自然な状態に近づけることが、肌の健康を保つために最適だと考えています。
髪の毛はダメージを受けると回復しません。そのため、ダメージを与える要因を必要最低限に抑えることが大切です。少しずつダメージを減らしていけば、気づいた時には綺麗な髪が戻っていることでしょう。
このように、綺麗な髪を保つために、負担を最小限にし、自然な美しさを取り戻すことを目指しています。
糸から形を、なるべくそのまま失わせたものです。
マグマが噴出するときに急速に冷やされてできた石です。
吸着、保湿の性質を利用しています。