「予定は、睡眠時間を埋めてから、タスクを埋めていけ」というものがあり、心当たりがありまして、そうしなければ、悪循環になると確信したことがありました。睡眠時間を削っても、ろくなことが無いのです。体も頭脳も、悪化するわけです。普通の人の何倍も働いた人の例で、ロックフェラーの話があり、彼は出来るだけソファーに横たわって仕事をしていたそうで、それが秘密だと言います。また、昔の話で、石炭を真面目にスコップで運ぶと、すぐにへばって大した量を運べないそうですが、管理者を一人置いて、時間を決めてしょっちゅう休ませると、なんと真面目に休みなく働かせた場合に比べ、何倍も石炭を運べてしまい、しかも体を壊さなかったと言います。
運動もそうで、睡眠と同等に運動の時間を確保した上に、タスクを埋めるべきだそうです。そうするとむしろ効率が上がると言われました。始めたときは、フォームの修正のように、前より時間を失った気がしましたが、だんだんと前より時間が増えたのではないかと感じるようになってきました。以前はユーチューバーの吉田さんに似ていると言われていたのですが、最近は締まってきたと言われます。
他にも同じような事を言う方もいらっしゃいますが、私の表現でいうと、体感をリッチにしていきたいと思います。子どもの時はそうだったのです。また、石炭の話のように、効率を求めて実はパフォーマンスをとても落としていて、一見効率を落とす行為に見えて、パフォーマンスが何倍にもなる事はあるのだと感じています。寝ないで無理をしてもうまく行きません。簡単な単純作業は無理をしたときは効率が上がるかも知れませんが、長期的にはダメになると思います。寝ないでいい仕事は出来ませんし、難しい勉強も全くできないです。寝ることが大事なように、生物として運動もそのぐらい大事な事のようです。
そして、出来るならば自然を相手にするのが、一番続くと思います。これは何にでも言えるのですが、自然相手だと飽きないのですね。
熊野にいたときは、毎日裏の山に登って海を見ていましたし、夏は毎日川で泳ぎました。頭もすっきりして、なんでもできるという気持ちになりました。また、そこで考えた事と決めたことは、うまく行っています。