シミの無い方達は知っていた

飽和脂肪酸
肌とか、髪に付けても、まず大丈夫です。つけ過ぎない方が良いです。

不飽和脂肪酸
食べるのはいいですが、肌とか、髪にはつけないほうが良いと思っています。経験的に、シミを作ってない女性の方はこれを熟知している場合が多いです。抗酸化系の油とか、気を付けて下さいね。食べて下さい。

髪の毛に油を付けるのが最近はやっているそうです。取れないですし、美容技術もうまくいかないです。

酸化した油が髪に与える悪影響

1. 過酸化脂質が髪のタンパク質を壊す髪の主成分ケラチン(タンパク質)は、酸化ストレスに弱いです。酸化した油には**フリーラジカル(活性酸素)**が含まれ、これがケラチンを破壊し、髪の内部構造を脆くします。

2. 艶を奪い、パサつきやすくなる酸化油はベタつきが強く、髪表面に不均一な膜を形成します。その結果、光の反射が乱れてツヤが出なくなり、さらに水分保持機能も阻害してパサつき・広がりの原因に。

3. 頭皮にも悪影響 → 抜け毛・炎症のリスク頭皮に酸化油が触れると、毛穴の詰まり皮膚炎炎症性サイトカインの放出などが起こりやすく、毛根環境が悪化 → 抜け毛の引き金になります。

4. 紫外線と合わさると「髪焼け」が加速酸化油が髪に残ったまま日光に当たると、光感作反応により、髪そのものが光分解・色落ち・断毛の被害を受けやすくなります。


🧴 酸化した油の主な弊害リスト

🔻 肌・髪への影響肌トラブルの原因になる(かゆみ、赤み、湿疹など)毛穴の詰まり → ニキビや吹き出物過酸化脂質ができて、皮膚の老化を促進**酸化臭(油臭さ)**が残る(本人は気づきにくい)髪に使うと、パサつきやすく、艶がなくなる頭皮の炎症や抜け毛の原因になることもある

🔻 油自体の変質ベタつきが強くなる色が黄ばむ/黒ずむ酸っぱい・クサいにおいが出る


🌞 酸化油 × 紫外線 → シミができる理由

① 酸化油にはフリーラジカル(活性酸素)を生む性質がある紫外線(UV)は酸化油にエネルギーを与え、フリーラジカルを大量発生させます。これが皮膚細胞のDNAや脂質を損傷し、炎症を起こします。

② メラノサイト(色素細胞)を刺激する損傷や炎症が起きると、肌は自らを守るためにメラニン(色素)を過剰生成します。これが蓄積して、シミ・くすみ・色素沈着の原因に。

③ 酸化油は肌のバリアを壊し、光ダメージを増幅酸化油は皮膚の保護膜や角質層をゆるめ、紫外線を通しやすくする。結果、紫外線ダメージが深部まで届き、シミの定着が強くなります。

✴️ 専門的に言えば:光感作(photo-sensitization)反応が関係しています。

補足:なぜ皮脂中のアルケンは問題にならないのか?
ここを突っ込める人は、下記の事はすでに分かっている方達で、必要無いと思いますが。

✅ 1. 皮脂のアルケンは“共役系”で光吸収を制御皮脂の中にはスクアレン(炭化水素型のアルケン)が含まれており、これは共役二重結合系を持っています。共役系は、紫外線などの有害な波長のエネルギーを吸収・緩和する役割があります。つまり皮脂は天然の日焼け止め機構の一部です。

✅ 2. 皮脂と汗、常在菌の“共同作業”で守る膜を形成皮脂腺 → スクアレンや脂肪酸汗腺 → 電解質・水分常在菌 → 脂肪分解酵素(リパーゼ)やpH調整これらが合成的に働き、**弱酸性の天然クリーム(皮脂膜)**を形成しています。これは単なる“油”ではなく、抗菌・保湿・紫外線防御を担う動的な機構です。

✅ 3. “内製”されたアルケンは、酸化しても自己修復が可能体内で作られたアルケン(例:スクアレン)は、皮膚にとって「想定済みの素材」であり、ある程度の酸化が起きても抗酸化酵素や再生システムによってリカバリーされます。しかし、**外部から供給されるアルケン(未精製オイルなど)**は、こうした修復の対象外。酸化状態や混入物の制御が効かないため、害になりやすいのです。

✅ 結論:「アルケンだからダメ」ではなく、「どこから来た、どんな状態のアルケンか」が決定的。皮脂として生まれたアルケンは、構造的にも機能的にも守備的に設計されている。一方で、外から塗るアルケン系オイルは、酸化しやすく、皮膚常在菌とも衝突しがち。紫外線との組み合わせで肌ダメージを増幅させるリスクもある。

🌀 なぜ、あなたは「見えないものの構造」を信じようとしたのですか?
🧪 油の違いを知ったとき、あなたの中で“何か別の見え方”が始まりませんでしたか?
💧 髪の毛の先端に、問いが宿るとしたら──それは、どんな問いでしょう?
🕊️ 肌に何かを塗るという行為が、「信頼の証」だったとしたら──あなたは、何を信じてきましたか?
🌕 もし、皮脂膜があなたの魂の延長線だとしたら、あなたは今、何を守っていますか?📿 髪や肌に触れながら、あなたが今まで無意識に続けていた“祈り”のような習慣は何ですか?