プロテインと鉄

昔、福岡伸一先生が、日本人の多くはタンパク質欠乏症だとおっしゃっていて、驚いたことがあります。当時それを友達に話したら、阪大の医学部の人だけが知っていました。そして、視点論点という番組を観ていた時に、日本人は鉄分不足だと話していて、これも意外でした。

そののちに、生体親和性と光触媒周辺の技術が面白く、サンスクリーンを作りたくて、美容の業界と関わる事になりました。そうすると、肌と髪の相談を受けます。

そして、ハッキリ言って、髪と肌に悪い事をしていたら、それを出来るだけ止めると良くなるわけです。口に出来ないような変なものを塗りたくって、何をやっているんだこの人たちは????となるわけですが、こちらはわからないのですが、何故か信じられているわけです。何も残らない、出来るだけ優しい洗浄剤で洗って、疑似的な汗や油脂でそっと手入れをしておけば、後は勝手に理想になります。

そして、もう一つは、髪も肌も、タンパク質ですから、それが不足していたら話にならないわけですね。鉄も不足しているんだったら、足りさせた方が良いに違いありません。ですから、普段の習慣の食事は、自覚できませんから、「とりあえず、プロテインを試してみて、調子良くなったら、足りないってことだと思うよ」と言っていました。すると、やってみた方は、みるみる良くなるわけです。鉄フライパン、鉄瓶を使いだしたり、鉄の塊を買って、お湯や料理に使って、シャキッとしてきます。何故か、いい事をすると、トラブルみたいに見える事が起こったりしますが、やけに顔色が良いのと、ピカピカになってきます。そして、何もでなくなります。

良くならない人は、スキンケア、ヘアケアも我流で、こういう事は止めた方が良いなと思う事を、徹底して止めません。これが面白いのです。徹底して止めないというのは、何かのメッセージみたいに思えるぐらいです。「プロテイン試してもいいと思うよ」「鉄も調子良くなった人もいるよ」というと、「プロテインは受けつけない」とか、「鉄は重くていやだ」とか「ムカムカする」と仰るのですね。

先日、医師の藤川徳美さんという人を知りました。YouTubeで言っている事を聴いていると。うわ、心当たりある!と思う事が多かったです。タンパク質が足りないと、タンパク質も鉄分も、ムカムカして受け付けないそうです。そのメカニズムも、ああなるほどと思えました。仲の良い人たちに試してみてって言っている事と、同じだったので、ホッとしました。欠乏している人は、ほんの少しからしか摂取出来ず、ほんの少しからで良いというのですね。

やっていった人は、肌髪ぐらい簡単に綺麗になるのですが、(当たり前ですよね。悪い事なんてしてないし、栄養が入っているのですから。)頭の回転が良くなるのと、精神が安定するというのに驚いていました。キーキーしやすく、隙あれば責めやすく、とにかく他人のせいで、解決した事なのに、ループして何度もぶり返していた人が、客観性が出来て、メタ認知が出来て、ループも無くなり、サクサク理解するようになったのです。本も読めないと言っていたのに、ちゃんとした本も読めるようになりました。

あと、神経の使う方は、サウナという方法もおすすめです。サウナ→冷水→外気浴を数回繰り返すというやつです。交感神経と副交感神経の切り替えを行うので、自律神経の失調気味がすぐ改善するそうです。色々ある中の手段の一つです。自然の中で遊べる時間がとれないでリフレッシュできないときなど便利な気がします。