物理屋さんが化学屋と組んで問題をどんどん解決していきます。物理屋さん、数学屋さんは、化学屋さんと組んだら つおい(‘ω’)ノ
相性悪い同士 どんどんチームを組みましょう。
研究された先生のボスは、工学部と理学部の2つの研究室を持つ珍しい方のようで、その方のビジョンは13年前からありましたが、近年まで誰も、何言っているかわかっていなかったそうです。工学と理学の融合でした。
他分野、他部署とは確かに、相性が悪い!私も他分野に入門したときは、怒鳴り散らされていました。お互い大嫌い!ですが、目的が同じで、仕事で結び付けられ、今ではお互いに信用しています。
”本研究成果は、様々な物理学分野の研究を踏まえて着想されており、役に立たないと思われがちな基礎研究が新規ゲル材料開発という近い将来に役に立つ研究に結びつく好例と言えます。”
と最後にちゃんと主張されています。役に立たないと思われがちな基礎研究が、ジャンプさせます。
皆様の知らない所で、何かと、何かの間で、色々頑張ってくれている人がいます。その間は、観測されることは無いかも知れませんが、大きな成果の必然はそこにあると思っています。見えない所で協力してくれている方がいらっしゃいます。
本当に良い事というのは、人に褒められるようなことでは無いようです。しかし、そういう事をしてくれている人を見つけると、不思議と幸せになれます。
水と油の 間 界面
無機と有機の 間 アパタイトやシルク
反応と刺激の 間 主体性
「間」がテーマです。 意識しなければセンス出来ない存在です。
部署間で、良い関係でいられるには、色々そのための仕事が必要です。
これは、外積でイメージしています。違う成分の外積をとると、新しいベクトルが現れます。論理をただ高めても、論理の成分が長くなるだけ。感性だけで頑張っても、それの延長上だけです。それらを組み合わせると、新しい成分が現れます。感性と論理の融合です。絵画でいえば、レオナルドダヴィンチ以降の絵画です。ヘアカットでいえば、ヴィダルサスーン以降です。感性だけでは幼稚ですし、論理だけでは使い物になりません。お互いが尊敬しなければいけません。お互いが尊敬していけば、どんどん新しい可能性が現れます。それは、今の延長上では無いと思います。
先日また日経に掲載されました。
東大、ゲルのやわらかさの秘密:「負のエネルギー弾性」を発見
去年の年末の記事
東大、液体が固まる「ゲル化過程」の普遍法則を解明
富士フィルムが化粧品をやったのは、医療分野に進出するという目的があったからだと聞いたことがあります。今では立派な医療機器メーカーですね。こちらも化粧品業界を出来るだけ真面目にやっていくと、どこにたどり着くのかわかりませんが、まあまあ良い雰囲気です。普遍的なものを追い求めている方達を常に意識して、やっていきたいです。良い人と付き合い続けたいですからね。
こんな所まで読まれているとは思わないのですが、お客様がいらっしゃいましたら、いつもありがとうございますという気持ちです。ユーザー様にはなかなか伝わっていないかも知れませんが、原材料メーカーも含めて、手が止まり感謝するときがあります。真面目に出来るのは、こんなやり方でも構ってくれる人がいたからです。