懐かしい友人

懐かしい友人から年賀状を頂いて、色々思い出して、笑ってしまいました。保育所と小学校時代はずっとその方と遊んでいました。体感としての時間はとても長かったです。

子どもの頃は、色々な大人に怒られていました。大ごとにして潰すようなことはされないで、みっちり怒られるという感じでした。悪気の無い所もわかってくれているようでしたし、危ない目にあって欲しくない、取り返しのつかない辛い思いをして欲しくないという気持ちで、怒られたのだと思います。

線路の近くで遊んでいて、国鉄の人に怒られたと思ったら、別の日には、国鉄の車がぬかるみにはまっていたから、任せろと、友達を呼び寄せて、空転しているタイヤの上の荷台に、何人もで乗り込んで、車を脱出させたこともあります。お礼を言われると、良い子になろうと勝手に思いました。

友人と二人でアヒルを捕まえた事があります。近くの川で、ひっそりしていると、アヒルが何羽もやってくるのですが、近づくとみんないそいそと逃げていくのです。最初は、追いかけていたのですが、全くスピードが追い付かず、こちらも、だんだん頭を使うようになったのです。本気で必死で、大真面目で頭と体を使って、コンテナを持って、二人でやったわけです。とらえたときは、ものすごくうれしくて、アヒルと一緒に生きていく日々を描いていました。すると、それを知った友人の母が大激怒するのです。「なんで????」って。話を聞くとそれは、誰かが飼っているものだというのです。「えー、普通に川におるやん!」と言っても、それは飼っているものだと何回も言われるのです。アヒルを川に返してくると、何事もなかったかのように、普通に帰っていきました。