ケアの考え方

ケアは、メイクをするから致し方がなくすることで、できるならば、肌の関係性、つまり億年単位で築いてきた、汗腺、皮脂腺、毛、常在細菌らの関係性の邪魔をしたくはありません。できるだけ邪魔をしないことを目的地に設定しています。その方向性を持つことで、さらにメイク、パーマネント、染毛、等を楽しむことができます。

  • パーマ、カラー、化粧品からの負担を減らします。
  • 生体、生態に負担の無いを原材料としています。
  • ケラチン、細胞間脂質への影響を考慮しています。

皮膚・毛髪・境界

皮膚、毛髪は、自己と非自己の境界です。その境界には、生細胞と死細胞、水と油、そして第三者の常在細菌らが秩序を作っています。自分の世界でもあり、そうではない連中の世界でもあります。お互い様で、健康と美しさを保てています。細胞の数で言うと、身体で暮らしている細菌の数のほうが遙かに多いそうです。

スキンケア

メイクをすれば、肌に負担を与えます。そして、メイクはしっかりと落とした方がいいです。そうすると、肌に必要な、皮脂、汗の成分も全て取り除かれてしまいます。メイクをする前に、プロテクションをしてメイクの負担を最小限にする。そして、できるだけ優しくメイクを落とす。そして、できるだけ皮脂と汗の代わりになるもので適切に補います。メイク落としで脱脂された肌をそのままにすると、皮脂が出やすくなりますし、補いすぎても、乾燥肌になってしまうことがあります。何かを加えるというよりは、本来の何もしない環境にできるだけ近づければ良いと思います。

ヘアケア

パーマ、カラーを必要最低限の負荷にして、その目的を最大限にする努力をしていくと、髪の毛が綺麗になり、それを維持できるようになります。髪の毛はダメージを受けると回復はしませんから、できるだけダメージを減らすことが大切です。ホームケアも、髪は頑丈ですので、適切に負荷を与えている習慣を自覚出来れば、見た目に現れる傷みはなくなります。

何もしない方が一番よいのだけれども

本当は何もしない方がよいですが、何かをしなければならないから、致し方がなく適切なケアをしていきます。何もしないという意味は本当に何もしないという意味ではありません。すぐに手を出した方が、ずっと精神的に楽ですが、見守りながら手を出さないということは、安易に手を出すより、ずっとエネルギーがいります。これは、髪、肌を綺麗に保つこととかけ離れている話ではありません。むしろ、いつでも、どこでも、どんな事にでも当てはまることの一つです。ヴィダルサスーンが普遍化させたカット技術は、自制の賜です。パーマ、カラー、メイク、ヘアケア、スキンケア、技術、勉強、子育て、全て同じです。例えば、子育ての場合、愛情というものがあります。愛があるのなら、自制する場面に枚挙に暇がないわけです。それは、快楽と苦痛の範疇にない態度価値というものだと思います。

製品の原材料

原材料は体内に埋め込める、生体親和材料を採用しています。また、製品群は使用され、流された先のことも考えて作られています。オーソライズされた評価に留まらず、大学との共同研究、研究機関、自社内で新しい評価の試みも継続していきます。その試みは、常に現在地の確認と、将来の選択基準に役立てています。

高分子シルク

弊社では化粧品材料として採用しており、包接、分散、プロテクション、保湿、の性質を利用しています。 食べることができ、体内に埋め込むこともできる素材です。シルクを擬似的な体液を使い、絹糸線の中にあった状態に戻すように、手間と時間を使って作られています。再び糸に戻すこともできますし、水溶性、不溶性、その中間体に加工することができます。溶けるスピードをコントロールすることもできますし、界面活性剤、分散剤、有機溶剤の代替に使うことができます。また、培養床としても使われ、万能細胞の大量培養の実験にも使われています。人工血管、体内に埋め込んだままにしておけるビスにも高分子シルクが使われます。

黒曜石

マグマが噴出するときに急速に冷やされてできた石です。弊社では黒曜石の優れた成分安定性を生かして、緩衝液の原材料に採用しています。殆ど全ての元素を含む鉱物なので、あらゆる波長の電磁波を吸収します。また、吸収した電磁波を、遠赤外線の育成光線の波長領域に変換して放出する特徴を持っています。そして、水を含む石で、保湿機能も得られています。 この石はヒトが猿人になるはるか前から付き合っていました。ヒトになってからも、呪術的な使われ方、薬、狩り、外科手術、農作、コミュニティー形成、経済活動に使っていました。現代でも、工業、医療、農業に使用されています。シルクは文化の輸送、黒曜石は文明の輸送をしてきました。この材料への信頼は、人類とのつきあいの長さからきています。具体的な機能から抽象的な機能まで果たしてきたユニークな鉱物です。魅力は、実利的な事に留まりません。

 

ヒドロキシアパタイト

弊社では化粧品材料として採用しており、吸着、保湿の性質を利用しています。生体の体液を模範にした水溶液の働きで、アパタイトの凝集を防ぎ、分散性を維持させています。最もポピュラーな生体親和材料で、人工骨などに利用されている信頼性の高い材料です。一つの弊社の応用例では、サンスクリーン剤(トリニティーリアクター)があります。紫外線を吸収する無機材料にアパタイトをハイブリッドさせることで、生体親和性を高めています。これは、日本経済新聞の一面に掲載された技術で、さらにサンスクリーン用に加工を発展させました。無機と有機のハイブリッドのさらなる応用は、人類の歴史を変えていくものと弊社も期待を膨らませております。ひとまず弊社では、自己と非自己の境界に出来るだけ何もしない目的のためにアパタイト表面加工技術を利用しております。                (表面加工技術を、トリニティー技術と名付けています)