睡眠の科学 柳沢正史先生

柳沢正史先生のお話がとてもおすすめです。
睡眠についての、伝統的な価値観や迷信が無くなるのでとても良いです。

【最先端!快眠の科学】
https://www.youtube.com/watch?v=JpOL251JVcY&t=21s
(対談系の先生の話の方が分かりやすいと思います)

私も睡眠時間が長い方なので、睡眠時間を確保できない職場の時は困っていましたし、あるいは責められる事もございました。また、そういう事は、日本においては普通におこっている事らしいです。柳沢先生のおっしゃっている事実を受け入れられた場では、子ども達の負担が減っているそうです。水木しげるさんのおっしゃっていた事が正しかったんだと思いました。

東大の研究室にいる知り合いが、自身の子ども達は、N高等学校S高等学校は選択肢に入っていると説明してくれました。子どもは何やってもいい。突き抜けてくれればそれでいいと言っていました。もし、勉強をしたいと言い出したら、その時になったらいくらでも伸ばしてやれるから、自由にさせておけばいいと言っています。掛け算が出来ないぐらい、何の問題があるんですか?と言います。私も二年生の時は、泣きながら掛け算を覚えさせられた思い出があります。昔住んでいた家は、幽霊が出そうな部屋がありました。そこにNECの9801が置かれており、父がBASICで作った掛け算のプログラムで掛け算を覚えいていたのでした。怖いし、寒いし、雰囲気のある部屋でした。不思議なもので、覚えなければいけないと言われると、やけに頭に入らないもので、漢字も義務にされるとさっぱり覚えられなかったです。また、柳沢先生の話のままで言えば、睡眠負債も抱え続けている子どもの時代でした。N高等学校、S高等学校なら、睡眠負債を抱えなくて良いライフスタイルを手に入れられます。また、レオナルドダヴィンチの事を、森毅は「今は偉いとか言われますけど、当時としては胡散臭かったと思いますよ」と仰っていました。色々な事をやって何やっているかわからないですからね。また、彼は14歳まで、野原を駆け回っていたと説があります。そして、それから勉学に目覚めて、取り組むとものすごい勢いで伸びてしまったそうです。大事なのは、のびのびとしておくことだと言うのです。とある数学者は、子どもの頃に四則演算の習得が難しかったそうで、先生に親が呼び出されてしまったそうです。親は嫌な顔をせずに、子どもに集合論から教えたそうです。すると、どんどん算数が出来るようになってしまったそうです。

私は、宮本哲也先生のおっしゃっているエピソードに出てくる子どもの話が大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=53x6RIBbPNQ

【自己肯定感の育て方】
https://www.youtube.com/watch?v=CrXbb7X9xIc&t=658s

【新時代の教育ルール:藤原和博】
https://www.youtube.com/watch?v=C0nRkxpcMRA

養老さんは、昔は子どもは良く死んだので、思い切り生きさせてやろうというような事があったのではないかと、仰っていた事がありました。しっかり寝て、好きなだけ動いて、子どもの自然に、あわせてあげられる文化になっていけば、色々な事が解決していくような気がします。日本人の睡眠不足は、自然を認めない面が出てきたものだと思います。それは切腹や、江戸時代での武士は食わねど高楊枝、と同じです。しかし、時代によって、腹が減っては戦は出来ぬです。時代とともに自然と意識が揺れてきたのだと思います。睡眠を認められる時代になったら、それはいい時代になります。