夏は減らす,止めていくチャンス

乳液,クリーム,美容液,等々,減らして行けるチャンスです.
経験則です.そうすると,冬に肌の調子が良くなった方が身の回りにおります.

とある理学部のディスカッションで,化粧品会社の宣伝についての揶揄がありました.みんな大笑いしていました.私は恥ずかしかったです.

とある教授は,加速器での実験の際,深夜にヒマになるので,その手の宣伝を見ることがあると言います.「途中まではそれらしいのだけれども,途中から無茶苦茶なんだよね!」とおっしゃって,みんな大爆笑していました.私は恥ずかしかったです.

私だけではないらしく,大手の人も同じ気持ちだと打ち明けてくれて嬉しかったです.工業の研究者は「ああ,よかった!」と本音を話してくれました.そのとある工業の方は,ある製品を販売する際に,生分解性を表記する予定のものがあり,これは全部生分解するのか?この粘着剤の部分は生分解性なのか?など,会議をして,大部分は生分解性するけれど,生分解しないところがあると言う事がわかりました.生分解の表記をすると,誤解を招くと言う事で,その表記をしないで発売したそうです.「思わせぶりとかしないから,ほんと言い会社ですね」というと,その事について,本当にそう思うと,胸をなで下ろしていました.私も,思わせぶりとか,誤解させる事をしていないかとか,毎日不安になっています.恥ずかしくない仕事とか,生き方とか,今の段階でもとても難しいと思っています.科学は行動規範になると言った有機化学者がおりました.その理由を伺うと,尤もな事を仰いました.これまでのドグマ,文化,習慣,制度,では解決出来ないからです.そして,受け取り側の問題,責任が大きくなっている時代です.では,どうしたらいいかと言うと,真面目な研究者が人生を楽しむことだと私は思っています.首根っこを捕まえて,説教しても悪化するだけで,理学をやっている方達が,楽しく生きているだけでいいと思っています.制度とかルールで,不愉快な思いをしている方もいっぱいいるけれど,それでも機嫌の良い方がいます.自分の仕事が大事なのに,それでも小生にも熱心に時間を使ってくれる方がいます.そういう方達の力になれるようになりたいと思います.