よく聞く 大変な話

「メイクをしないと失礼」という風潮がある所にはあるようです。肌が白い方が良いとか、色々条件を求められる場合があるそうです。

自発的に、楽しんでやるのはいいのですが、他人の価値観の為に振り回して、身体に負担があるのはよろしくないと思っています。やりたいときにやって、やりたくないときはやらなくて良くて、そんなのは、無礼でも何でも無いと思います。私の好きな人間の言葉を借りれば「意味ないですね」です。

集団は、何故かわからないのですが、それを支持したら自分たちが苦しむことになる事を支持してしまうことが良くあります。そして、それをしない人や、抜けていく人を、攻撃するということもあります。本当に自信があったら、そんな事しなくて良いのですけど、実にうさんくさい攻撃です。

社会心理学の授業で、同調は世界でも日本が強くて、性差で言うと、女性が強いというのは調査で分かっていると教えられた事があります。

ブラジャーも怪しくて、あれをつけないと、乳が垂れてしまうという理論があって、一方で、むしろ、つけていない人の方が良くなっていたと言う、統計もあるのだとか。ただ、つけないと、血流が良くなって、身体の調子が良くなるという、体験も結構あるそうです。サイズにもよるのでしょうが、走るときはスポーツブラをつけて、日本の場合は、外出時にはつけて、自宅では、つけないでおくほうが良いかもしれません。つけない人が増えているという話もあります。来客があったら、さっと上着を着ればいいだけです。24時間圧力かけて、何やってんのって感じです。

メイクも、別にしなくても分かってくれる職場も増えているようです。人権的には任意が望ましいと思います。アレルギーや、肌に合わないで、メイク出来ない人も世の中には沢山いて、すごく困っています。何人か話を聞きましたが、非難された事があると言います。

男の人は、別に、色が白いとか黒いとか、毛があるとかないとか、メイクしてるとかしてないとか、そういうのを全く気にしない人の方が多いです。そういう事を言う人は少数派なのですが、そういう人は変ですから、声が目立つだけです。そういう人に合わせて、苦しむ必要なんて無いと思います。他人に求めないで、自分がやればいいのにと思います。つらさが分かってきます。

条件を求められると、辛い思いをします。そして、それを満たす事が出来ない場合もありますし、それを非難されたら、最悪です。やられた方の気持ちになってみろと、思います。

そんな事より、まともな人間だったらすることあるだろうって思います。身近の良き理解者、味方になってあげれば良いわけですし、組織も、個の味方になればいいわけです。人の人生を潰さないですし、みんなも誇りを持てます。

無条件の愛はすごくパフォーマンスが上がるらしいです。とある会社の方が教えてくれた話で、ダントツの成績を出している社員の文章が回ってきたとき、それを読むと「あなたは何も出来なくても大丈夫、ダメでも私が一生食べさせられるから」と母に言われて、おそらくその影響で、良い仕事が出来るのだと思うという内容だったと。そして、そのエピソードをとある医師に話したら、すごい勢いで「そりゃそうですよ」と仰られて、私はなんだか嬉しくなりました。

信じるべきものを信じないで、信じちゃいけ無いものを信じてしまうという事をやってしまうと、大変しんどくなります。私なんかだったら、色々あるのですが、祖母なんかがそうなんですね。自分がどうなったって、態度は変わりませんでした。だから、一番好きなんです。近くにいるだけで、なんか回復してくるのです。これをすれば、解決するなんてものは、無いわけです。