致し方が無く使うもの

皆様は、子どもなどを叱るときはどうしているでしょうか。

叱るときは叱らなければいけないでしょうが、ちょっとした事で全部叱られていたら、病気になってしまうのでは無いでしょうか。そして、叱ったあとは、その後がとても大事なわけです。しょうが無く、致し方が無く叱るわけです。

たまに、叱るというか、怒る事が癖になっている人もいます。あれは癖になるんですね。そうなると、周りは辛い思いをするし、本人はその時は気持ちいいのですが、身体が酸化しますし、早く老化してしまいます。

薬もそうですね。あれはしょうが無く使うものです。薬を使う事が目的ではありません。それを使わないと、目的を達成できないから、しょうが無く使っているのです。

トリートメント、リンス、クリーム、乳液もそうです。積極的に使うと言うよりは、しょうが無く使うものです。出来れば使いたくないものです。どうしても、間に合わないから、その部分に、必要最低限に使って、ごまかしておくのです。必要最低限にしていくと言う節度を持って行くと、今より髪や肌の調子が良くなってきます。

本来しょうが無いから「する事」である事を、手段と目的の取り違えのエラーを起こして、それが目的になってしまう場合があります。歴史を見ても、それによる悲劇は枚挙に暇がありません。綺麗になるのが目的だったのに、綺麗にしてあげるのが目的だったのに、その目的を失ってしまう場合があります。

動植物、細胞をあんまりいじめない方が良いですよね。そういうものは、出来る範囲で減らした方が、良い事があるかも知れない。どんなに髪の毛が傷んでいても、綺麗にするのはわけないですよ。